どうもバリクマです。
本日はWEBライターとして最も必要なスキル「SEO」について解説していきます。
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングで仕事をする際は、この「SEO」の知識があるだけで受注する可能性が格段に変わってきます。
SEOに強いライターはクライアントに重宝されるので、ここでしっかり理解しておきましょう!
SEOって何?
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」のことを言います。
初めて聞く人にとっては難しい言葉が出てきたなと思うかもしれません。
基本的には検索エンジン(Googleやヤフーなど)で想定したキーワードで検索を書けたときに、1ページ目に表示されるようにする取り組みです。
例えば、Googleで「コーヒー豆 選び方」と検索をかけてみます。
そうすると…
「コーヒー豆 選び方」のキーワードがタイトルや本文に入っている記事がずらりと出てきましたね。
検索結果の1ページ目つまり上位10位に記事が出てくることを上位表示と言います。
そして記事を上位表示させる対策のことを一般的に【SEO対策】と呼んでいます。
SEO対策の必要性
ではなぜ記事を作成するときに、SEO対策をしなくてはいけないのか。
その理由は「検索者は1ページ目しか見ない」ためです。
つまりどんなに情報を詰め込んで、必死で書いた記事でも上位表示されないかぎり、誰からも見てもらえないということです。

©http://www.advance.ws/contents/web/seo.html 株式会社アドバンス
書き手からしたら、こんな悲しいことはありません。
ただあなたも実際にネットで調べ物をするときに、上位5位までで必要な情報が得られなかった時、あきらめて違うキーワードで検索したりしませんか?
わざわざ次のページまで調べたりしませんよね。
もし記事を書いても見てもらえないとなると、PV数もあがらず収益を出すことができません。
どれだけ質のある記事を書いても、上位表示されないと、その辺の日記と同じ価値しか生まれない。
つまりHPを運営したりブログを書くならば、このSEO対策は避けては通れない道であると覚えておきましょう。
SEOを意識したライティングとは?
では、単なる日記の文章とSEOライティングの違いはなんでしょうか。
以下で詳しく解説しますが一番の違いは「キーワードを意識した構成と文章を書く」ということです。
検索者が知りたい情報を提供しているとGoogleに判断してもらためにもキーワードから記事がずれないことが重要なので、覚えておきましょう。
たとえば検索者が「コーヒー豆 選び方」で調べたとします。
それなのに、おすすめのカフェやコーヒーの歴史について長々と書いてあったらどうでしょうか。早く本題に入れよ!って思いますよね。
つまり検索者が知りたいのは「コーヒー豆の選び方」だけであって、コーヒーに関する一般的な知識はこの記事では求められていません。
ここを間違えてしまうと、何を書きたいのかわからない記事になってしまうので注意しましょう!
具体的なSEOライティングのポイントを3つ紹介!
これまでの解説でSEOのことがなんとなく、理解できたでしょうか。
SEOは突き詰めれば1冊本がだせるほど奥が深いので、ここでは重要なことしかお伝えしていません。
もし興味があるならば、自分でドンドン調べると力になるのでやってみましょう!
ではここから具体的なSEOを意識したライティング方法、ポイントを大きく分けて3つ紹介します。
ポイント① タイトルにキーワードを入れよう
検索者にとってタイトルはとても重要です。
たとえコーヒー豆の選び方に関して詳しく書いている記事でも、「コーヒーのあるすてきな風景」というタイトルだったら、欲しい情報が載っているか疑問ですよね。
「コーヒー豆の選び方!初心者におすすめの豆とショップを紹介!」この方が、おっどれどれ?とクリックしたくなると思います。
つまり検索者が検索窓に打ち込むキーワードをタイトルにもいれることで、検索者にクリックしてもらいやすくなるということ。
またGoogle的にもタイトルにキーワードが入ってる記事の方が上位表示されやすいことが分かっています。
それくらいタイトルにキーワードをいれることは大事なんです。
ポイント② 本文中にもキーワードを使うようにしよう
タイトルにキーワードを入れるだけでなく、できるだけ本文にも意識してキーワードを入れるようにしましょう。
なぜなら、本文にキーワードが入っているだけでも検索エンジンで拾ってくれる可能性があるからです。
またGoogle的にも「この記事は○○というキーワードがよく出てくる。つまり他のサイトより詳しく書かれているな。」と判断してくれます。
例えば記事中で「コーヒー豆」のコトを「それ」「あれ」など、代名詞で言い換えることをするのはやめましょう。読者には「それ」とコーヒー豆のことを指していても理解はできますが、SEO的には理解してもらえません。
ダメな例: ここで、これをミルで引いてみると…
イイ例: ここで、このコーヒー豆をミルで引いてみると…
多少面倒くさいかもしれませんが、SEOを意識するライティングとして重要なので覚えておきましょう!
ポイント③ 主観や意見はなるべく入れない
SEOライティングとは日記やコラムではありません。
検索者の欲しい情報をピンポイントに分かりやすく提供することで、Google的にも「おっ!分かりやすくていいな!」と判断されます。
ただし、堅苦しい文章では読んでいる人も目が疲れてしまうので、注意が必要です。
ポイントとしては1文の中に情報が入っているかどうかです。
ちょっと難しいかもしれませんのんで、ここでも例を使って分かりやすくお伝えしますね!
SEOライティングの<NG>な文章の例
2.選ぶ種類によって酸味が強かったり、苦みが強かったりと変わってくるので自分の好みを知ることが大切。
3.豆に詳しい人やお店の人に聞いて、その日のおすすめを聞くと間違いありませんよ!
上の3つの文は、確かに「コーヒー豆 選び方」についての記事になっています。
キーワードも文章に入ってるし、文章も間違っていません。
ただしコーヒー豆の選び方に対する情報があまりにも少なすぎです。
検索者はこの記事を読んで満足するでしょうか。
またGoogleはこの記事が検索者の役に立つと判断するでしょうか。
ぼくであれば、この記事を読んだらすぐ離脱します。
SEOライティングの<OK>な文章の例
2.エチオピアのモカやジャマイカのブルーマウンテンは定番の種類であり、最近ではハワイのモカも人気があります。
3.ロースト度合いによって酸味や苦みが変わってくるので、自分の好みにあったローストを知ることが大切です。
では上の3つの文はどうでしょうか。ダメな例に比べて「コーヒー豆 選び方」のキーワードに対しての情報が全ての文に入っています。
ポイントは主観や感想をなるべく入れずに、簡潔に答えを提供すること。
分かりやすさを意識するだけで、検索者にもSEOにも効果のある記事を書くことができます。
まとめ
SEOを意識したライティングを身に着けると、検索者の意図をくみ取れるライターとして重宝されます。
今回紹介した以下のポイントを意識するだけで、初心者から一歩前進できるのでぜひ挑戦してください。
・キーワードを意識した構成と文章で記事を書く
・検索者が欲しい情報を簡潔に分かりやすく提供する
・主観や感想はなるべくいれない
以上で今回の記事を終了します。
最後までよんでもらってありがとうございました!
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