【PREP法】とは?ライターが稼ぐために必須のスキルを覚えよう!

ライター

 

ライターとして仕事をするうえで、大事なライティングスキルの一つが「PREP法」

検索意図に対して結論から書く方法として様々な場所で使われています。

ここでは「PREP法」のスキルを身に着けるためのポイントを活用例と一緒に紹介していきます。

「PREP法」を知っているのといないのでは、案件の受注率や単価アップの交渉のハードルが全く違います。

ぜひ覚えて上手に活用してください!

 

「PREP法」ってどんな文章?

PREP法

P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(具体例)
P=Point(結論)

 

「PREP法」とは簡単に言うと結論から書くライティング方式こと。

問題の結論から伝えることで、読み手側はこの記事には何が書いてあるか一発でわかるメリットがあります。

ビジネス文章として広まったPREP法ですが、最近ではブログ記事やコラム、アフィリエイト記事にも利用されて主流の書き方になっています。

 

またPREP法は検索者のためになるとGoogleが判断してくれるので、SEOにも好影響な文章として知られています。

WEBライターにとってSEOライティングは避けては通れない道なので、よくわからない人は下記記事も参考にしてください。

⇒SEO対策って何?ライターに必要なスキルはこれだ!

 

「PREP法」の書き方を例文と一緒に紹介!

 

ではここで具体的なPREP法について例文を用いて解説していきます。

キーワードとして「副業 おすすめ」で検索を書けて記事にアクセスしたものとします。

 

「PREP法」を使っていない文章

 

副業の稼ぎ方は色々あって悩んでしまいます。

投資とかせどりとか自分には難しいと手を出していない人も多いですよね。

それでも、「WEBライター」であれば初期投資がいらないのでハードルが低くておすすめの副業です。


空いた時間でも作業ができるので、本業がおろそかになることもないし、パソコンさえあればできます。

もちろん株式投資やせどりも、人気の副業ではあるのでおすすめだと思います。

なかには月10万円以上稼いでいる人もいるので副業にチャレンジしてみましょう!

 

上の文章「WEBライター」が副業としておすすめであると紹介しているものの、結論がどこにあるのか分かりません。

これでは「結局おすすめの副業は、WEBライターってこと?」と読者は疑問に思うでしょう

情報が整理されていなくて、伝えたい気持ちだけ前のめりになっているので読者の役には立ちませんね。

まずは「何が副業としておすすめか」これを明確にすることから記事を書く必要があります。

 

「PREP法」を使った文章

 

副業の稼ぎ方として一番おすすめなのが「WEBライター」です。

「WEBライター」はパソコンさえあれば仕事の場所を選ばず、本業の空いた時間で記事を執筆することが可能です。

また株式投資やせどりと比べて初期投資が必要なく、気軽に始められるのも理由のひとつ。


実際に副業であっても月10万円以上稼いでいる人もいて、初心者でも月2~3万円なら簡単に達成できます。


そのため副業として私は「WEBライター」をおすすめします!

 

ではこの文章はどうでしょう。

最初にWEBライターがおすすめの副業であると結論を伝えています。

 

そこから 理由⇒ 具体例(根拠)⇒ 結論の順番に文章が作られていますよね。

これなら、「副業 おすすめ」 で検索した人も「なるほど、副業としてWEBライターの選択肢もあるな」と思ってもらえるはずです。

検索者の求めている答えを簡潔に分かりやすく伝えられるライティング方法が「PREP法」です。

 

結論から書く事は簡単なようで意外と難しいため、日ごろから「PREP法」を意識して文章を書くようにしましょう!

 

「PREP法」のメリットを理解しよう!

 

ビジネスシーンやブログ、コピーライティングと「PREP法」を使える場所は沢山あります。

ここであらためて「PREP法」を使うメリットをまとめてみました!

 

「PREP法」のメリット① 検索者の役立つ記事が書ける

 

「PREP法」を使った文書の一番のメリットは、検索者の役に立つ記事を届けることです。

基本的に読者は記事のすべての文章を読むわけではありません。

自分の知りたい情報が無いと判断すると、すぐさま離脱してしまうことを覚えておきましょう。

 

つまり検索者の意図を理解して結論から書いてあげることで、「おっ、このサイトには自分の知りたいことが書いてあるな!」って思ってくれるんですね。

「PREP法」なら必要とする情報を、わかりやすく簡潔に読者へと届けることが可能となります。

 

「PREP法」のメリット② SEO的に有利

 

Googleの検索表示で上位にする対策のことを「SEO」と言います。

WEBライターとしてはSEOを意識したライティングを行うことは必須。

なぜならライターが受注する案件はほとんどが検索上位を狙った記事を作成することが目的だからです。

「PREP法」で書いた文章は読者の役に立つ記事であるとGoogleに判断されるので、SEO的にも有利に働きます。

 

「PREP法」のメリット③ ライターとして仕事を受注しやすくなる

 

ライターとして案件を受ける場合、日記のような文章では仕事を任せてもらえません。

しかし、「PREP法」やSEOを意識したライティングは誰でもできるわけではありません。

日ごろの訓練が必要であり、習得までに時間がかかると思ってください。

現在ライター見習いは多いけど、発注者が求めるレベルのスキルを持っているライターは限られています。

PREP法」を意識したライティングが可能というだけでクライアントから重宝されるので、絶対身に着けたいスキルのひとつなんです。

 

ちなみにぼくの場合、クラウドソーシング(仕事受注サービス)で仕事を提案するとき

「PREP法」を意識して文章を書くことができます。

と記載しただけですが受注率が20%くらい上がりましたね。

 

PREP法のメリット

①検索者の役に立つ記事が書ける

②SEO的に有利な記事となる

③ライターとして仕事を受注しやすくなる

 

「PREP法」にはデメリットもある

 

ライターとして仕事をするうえで「PREP法」の習得は必須事項です。

しかし、時と場合によっては「PREP法」にもデメリットがあるので使いどころを間違えないようにしましょう。

ここではメリットだけでなはい、「PREP法」のデメリットも紹介するので参考にしてください。

 

① ストーリー記事では使いづらい

 

ストーリー記事とは日記や小説といった相手に追体験をしてもらう記事のこと。

読んでいる相手に驚きや共感を持ってもらう必要があるので「PREP法」で作成することは難しいです。

なぜなら「PREP法」とは結論から理由を話し、根拠を述べて、結論を繰り返す方法とお伝えしました。

もしサスペンス小説の冒頭で結論である「犯人はクリスだ!なぜなら…」と始まったら「??」となりますよね。

 

結論が分からないからこそ、読みすすめるのが面白いのであって結論の分かりやすさは重要ではありません。

「PREP法」はあくまで読者が知りたいことを簡潔に分かりやすく伝えるライティング手法です。

なんでもかんでも「PREP法」を使うのはやめておきましょう。

 

② 遊びの要素が無い

 

メリットでお伝えしたとおり、「PREP法」はビジネスシーンやコピーライティングとしてよく使われる手法です。

話の論点が明確で簡潔に書かれているため、読み手には喜ばれます。

しかし必要な情報しか書けないために、どうしても味気ない文章になりがちです。

 

仕事として文章を書くので割り切ってはいますが、「PREP法」は個性を出しにくいので少々退屈なライティングとなってしまいます。

ここだけの話、「PREP法」はクライアントには喜ばれますが、ぼくは書いていて物足りなさを感じています!

 

③ ズバッと結論を伝えるので上から目線になりがち

 

日本人は結論をズバッと言われることに慣れていません。

そのため「PREP法」を用いて記事を作成すると、偉そうだなと思われてしまいがちです。

 

「WEBライターは副業で一番おすすめだ!なぜなら…」

確かに論点をわかりやすく明確に伝えてはいますが、断定されると反抗的になる気持ちも分かります。

それを解消するためには、文章の口調を柔らかくしたり、具体例を共感できるものに変えたりと工夫する必要があります。

あくまで検索者には自分の記事を読んでもらっていると、謙虚な姿勢で文章を書くように心がけるようにしましょう!

 

「PREP法」のデメリット

①ストーリー記事では使いづらい

②個性を出しづらい

③上から目線になりがち

 

 

「PREP法」を身に着けるのが難しい理由

 

ここまでで「PREP法」についてざっと解説してきましたが、「結論から書くって当たり前じゃん?」って思ったかもしれません。

ただこれが意識しないとなかなか書く事は難しく、習得するのには苦労します。

ではなぜ苦労するので難しいのでしょうか?

ここではぼくたちが「PREP法」で文章を書くのが難しい理由をお伝えします。

 

日本人には 「起・承・転・結」がインプットされている

 

小学校の国語の時間で習った文章の書き方で基本とされているのが「起・承・転・結」

いわゆるストーリーを語るときの文章テクニックで、読み手側に「次はどうなるだろう」とドキドキ感を与えることができます。

ただし、「起・承・転・結」は読み手がすべてを読む前提で作られているのでWEBライティングとしては向いていない文章構成なんです。

 

WEBの検索エンジンを使って調べ物をする人に「次はどうなるだろう」といったドキドキ感は必要ありません。

それにも関わらず、日本人には「起・承・転・結」の考え方が残っているので、余計なことを書いて読者をイライラさせてしまいます。

頭のなかの常識を変えるのはなかなか大変なので、「PREP法」が浸透しずらいというわけです。

 

親切心で余計な情報を与えたくなる

 

もし「PREP法」を知らないぼくに「副業  おすすめ」で記事を書け!と命令した場合、僕は結論を先に書く事はしません。

どういうことかと言うと、

「副業のおすすめか。そしたらまず副業とは何かを調べて書く必要があるな。だって副業についての記事だから、副業のことを詳しく書いた方が読者も喜ぶでしょう!」

こう考えて最初の見出しを【そもそも副業とは】にして、副業の成り立ちや昨今の状況について詳しく書き始めると思います。

 

ただ、なんどもお伝えしているとおり、「副業 おすすめ」で検索している人は「おすすめの副業は何がいいのか」を知りたいんです。

ポイントは副業がどんなものかは知っているうえで、おすすめの副業を知りたいということ。

「PREP法」の考えがないために、そもそも論から始めるライターが多く、発注側もうんざりしています。

お互い余計な労力を使わないためにも、テストライティングを初めに行う発注者が多いんですね。

 

このポイントを理解しているかどうかで、WEBライターとしての価値は天と地ほどの差がでるので、心に刻んでおいてください!

 

まとめ

 

「PREP法」とは、結論から始まり、理由、具体例(根拠)、結論で構成されるライティング手法のことです。

この「PREP法」を理解し実行できるだけで、ライターとしての価値は何倍もあがります。

まずは意識して文章をつくることから始めてください。

そうすれば文字単価1円以上の高単価案件でも次々と受注することができます!

 

今回は以上となります。

最後まで読んでもらってありがとうございました。

 

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